痴呆症は脳の委縮や、脳の血管が詰まる等の症状がありますが、それらの症状に伴って起こる認知機能障害や人格崩壊、行動異常等の周辺症状の方が介護する家族やヘルパーにとっては問題です。
これらの周辺症状によって介護している人間は心身共に疲れ果ててしまいますが、漢方は脳の委縮や脳の血管の詰まりを改善したりすることはできませんが、周辺症状を改善するのに効果があるといわれています。
現在痴呆症の症状の抑制にもちいられるのはアリセプトという薬で、周辺症状の進行の抑制に効果があるとされていますが、副作用も強く日常動作が低下すると言われています。
漢方は生薬の為ほぼ副作用はないと言われておおり、痴呆症の周辺症状に効果があるとされ現在注目されています。特に攻撃的行動や言動、幻覚などの症状に効果があるとされ、精神機能を安定させると言われています。
痴呆症の症状緩和に良く使用される漢方は抑肝散という漢方で、神経過敏やイライラ、またそれに伴う不眠などの神経の興奮を鎮める働きがあります。
抑肝散は字にもあるように、脳ではなく肝臓に働きかける漢方ですが、肝臓は血液の貯蔵だけでなく精神の安定にも関与するとされ、肝臓の異常な働きを抑えて、それによってひき起こる周辺症状を和らげてくれると考えられています。
他にも加味温胆湯という、血中のコレステロールを排除し血液の流れをスムーズにする働きがあるとされる漢方も効果があるといわれていますが、漢方は個人の体質や症状等に応じて効き目が効果的に得られない事もあるので、専門家に相談し処方してもらいましょう。
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