ピック病はアルツハイマー同じ初老での痴呆性疾患ですが、発症確率はアルツハイマーの半数以下と言われ、脳の側頭葉が原因不明の委縮をして行動異常や認知症の症状が現れる病気です。
ピック病の初期症状はアルツハイマーのようなもの忘れ等の記憶障害ではなく、人格崩壊や躁鬱病などの神経機能の障害がめだって目立っておきます。
ただピック病が医師の間でもあまり知られていないので、診断方法が確立しておらず躁鬱病やアルツハイマーと誤診される事もあります。
ピック病の認識が薄く自覚症状がないので、行動異常を起こしてからピック病であると判明する事が多く知的機能は初期では衰えていないので周囲から誤解を受けやすくあり、行動異常が目立ちますが発症年齢が比較的若い為力が強く、施設では受け入れの拒否をされるなど日本では世間への認知が必要とされています。
ピック病は自制力が低下し、人を馬鹿にした態度や言動が目立ち、盗みや徘徊などの異常行動と、同じ言葉を何度も繰り返す滞続言語が見られるのが特徴で、次第に認知症の症状が現れて無気力、無表情となり最終的には寝たきりとなりますが、アルツハイマーに比べ進行が早く発症から5年で衰弱死する傾向が高いです。
原因究明が進んでいるアルツハイマーに対して、ピック病はほとんど原因不明の病気である為効果的な治療もなく、介護が中心となります。
平均的発症年齢が40代と他の認知症に比べて早く、特に性差による発症率の差は認められません。
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