痴呆症患者は入浴を嫌う傾向があり、1~2カ月入らないという事はよくあり、1年や3年入らないという場合もあります。
お風呂に入らないと垢や汗で匂いや、かゆみが出てきますし、毛穴に黴菌が溜まって髪の毛が抜ける事もあります。
お風呂は体内に溜まった老廃物を流し、リラックス効果を得られるので痴呆症予防に効果があるとされています。
入浴する事で汗をかき、体に溜まった老廃物や毒素を排出出来ます。汗には有害ミネラル等健康に影響を与える物質が含まれているので、痴呆症の危険因子を排出してくれます。
入浴時には心身共にリラックスした状態なので、1日の出来事を思い出すなどの習慣をつけると物忘れ防止に繋がります。
脳に刺激を与える為に、たまには温泉や銭湯に行って普段とは違う事をする事で、ストレス解消効果やリラックス効果が得られ、脳が刺激されて活性化します。
遠くに行く事が困難であっても、自宅で毎日入浴剤を変えるなどして少し工夫するだけでも、脳は新しい出来事に感化され活性化します。
認知症予防に入浴をする際は注意が必要で、温度の高いお風呂に浸かると体に負担がかかって体調を悪くしたり、のぼせて脳に負担がかかり麻痺などの症状が出てしまう可能性もあります。お湯の温度は38度位に設定し、半身浴などで繰り返しお風呂に入る事で汗を流しましょう。
痴呆症患者がお風呂に入る場合、見当識障害でお風呂につかったことを忘れて何度も湯船につかりのぼせてしまったり、脱水症になる危険があるので、痴呆症の疑いがある人や、高齢者が入浴する際は家族や周囲の人は注意する事が必要です。
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